令和5年第1回定例会一般質問

令和5年第1回定例会一般質問がおこなわれ、私は「健幸まちづくりにおける生涯学習」について質問させていただきました。

今後、高齢化社会はますます深刻化すると考えられており、多摩市においては令和5年1月1日時点で65歳以上の高齢者人口は43,274人(約29%)、75歳以上の後期高齢者人口は23,727人(約16%)であり、生産年齢人口は88,903人(約60%)と29%の高齢者を60%の人で支えている形になっています。

2025年以降は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、第2次ベビーブームの世代が65歳以上になる2040年には多摩市の高齢化率は40%近くになると予測されています。

「健幸」に大きく関わっているのが高齢者の健康寿命であり、平均寿命と健康寿命との差、すなわち日常生活に制限のある「不健康な期間」を縮小していくことが重要であり健幸都市の目指すところです。

今まで市は各地域で高齢者が体操をする機会を設けるなど健康維持の取組みや、地域デビュー手引書などにより引退後の第2の人生の楽しみや生きがいづくりなどに取り組んできました。

また、一人ひとりが充実した人生を送り、暮らしやすい地域コミュニティを創るとして生涯学習の推進にも取組んでいます。

この生涯学習は、知識やスキルを身につけることのみならず、他者との出会いや関わり合いを持つことも含まれ、この他者とのコミュニケーションは健康寿命を延ばすことに大きな役割を持っていると言われています。

今後市が生涯学習を推進していくにあたり利用者がどんどん増えると、活動場所が不足して、かえって今まで活動していた人が活動できなくなるとうようなことがないように進めていただきたいと要望いたしました。

前多摩市議会議員 山崎ゆうじ

前多摩市議会議員  山崎ゆうじ 未来に向かい みんなが希望の持てる ピカッと輝く街づくり!

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